現代では、インターネットは主要な情報収集ツールとなり、ネット上の情報は増え続けています。
しかし、ネットをよく利用する人ならわかると思いますが、
なんてことに遭遇したことがあると思います。
私もこんなことがよくあります。
今回はネットで見つからない情報の特徴について私の経験からまとめてみます。
例外もあると思いますが、ほとんどはどれかに分類できるはずです。
ネットで見つからない情報の特徴
1. 知っている人が少ない(orゼロ)・需要が低い(orゼロ)
- 専門的すぎる情報
- マニアックすぎる情報
などです。
専門的すぎる情報について具体的な例を挙げるとすれば、新型コロナウイルスのPCR検査でウイルスの遺伝子を検出する方法です。
ここ最近(2020年前半)、PCR検査の話がメディアに頻繁に取り上げられるようになりました。
検査が受けられる条件などはネットで検索すればたくさん出てきます。
しかし、どうやってウイルスの遺伝子を検出するのかを解説しているページは(私が探した限り)見当たりません。
大多数の人は、PCR検査の原理や仕組みを知る必要性はないですし、多分、そんなものに関心はないですからね。
一般的には、ある特定の情報を知る人が少なければ、その情報をネットに公開する人も少ないでしょう。
需要がゼロの情報は、基本的に公開者側に公開するメリットがないです。でも、自己満足のために公開しているという場合はあり得ます。
又、誰も知らない情報は、当然ですが誰もネットに出すはずはありません。
2. 情報自体が商品化している
- 書籍・新聞の全文
- テレビ番組・ドラマ・映画のフルバージョン
- 有料記事の中身
などです。
このような情報は、内容にお金がかけられており、全てをネットで無料公開すると不利益が生じます。
つまり、こういう情報は基本的にネットで無料公開はされない(はず)です。
しかし、YouTubeには個人が投稿したテレビ番組の録画が大量に投稿されています。
損害賠償請求のリスクを負うにも関わらず、なぜ投稿するのでしょうか?
テレビ番組には高い需要がありますし、投稿が楽なので、広告収入を目当てに投稿しているのでしょう。
では、なぜYouTubeの運営側に消されず残っているのか?
原因として、放送局側は、
- 多すぎて把握できていない
- 把握しているが削除が追いつかない
- 黙認している
などが考えられます。
3. 公開すると問題が生じる・公開が禁じられている
- プライバシーに関わる情報
- 営業秘密・国家機密
などです。
例えば、店や企業の住所や電話番号は公開されていますが、個人の家の住所や電話番号は基本公開されません。
悪用される危険性が高いからです。
未発表の新商品の情報などは、企業の利益を守るため、外部に漏れないよう厳重に管理されているはずです。
まとめ
ネットで見つからない情報の特徴を大きくまとめるとこうなります。
- 知っている人が少ない(orゼロ)・需要が少ない(orゼロ)
- 情報自体が商品化している
- 公開すると問題が生じる・公開が禁じられている