2025.9.30、咲洲庁舎の展望台(大阪市住之江区)から、昼と夜両方の時間帯に、大阪メトロのニュートラム・大阪関西万博の会場 (大阪市此花区)・万博花火を俯瞰撮影しました。
【ニュートラム・万博 特別編】咲洲庁舎から大阪メトロのニュートラムを俯瞰撮影&無料招待で大阪関西万博へ上の記事のように、先月 8 月にも咲洲庁舎からニュートラムを撮りましたが、時間の都合で十分撮れなかったため再び来ました。
なお、上の記事と同じ構図の写真や重複する内容は省いています。
大阪シティバス 堺駅西口→地下鉄住之江公園

南海本線 堺駅(大阪府堺市)から終点の大阪メトロ 住之江公園駅(大阪市住之江区)まで大阪シティバスに乗りました。
大阪メトロ 住之江公園→コスモスクエア
住之江公園駅から大阪メトロの新交通システムのニュートラムに乗りました。
ニュートラムは、コスモスクエア駅を除く全区間が高架、かつ沿線に高層の建物が少ないため、車窓の眺めが良いです。
住之江公園駅の隣には住之江競艇があるため、ここだけホームの競艇側の窓に目隠しフィルムが貼られており、駅前の歩道橋は競艇側だけ柵が高くなっています。

ですが、ニュートラムの車内からは列車の出発まで住之江競艇を一望できます。
レース中の時間なら短時間だけですが、ボートが走る光景が見られるでしょう。

また、ATC の隣の港に停留しているフェリー「さんふらわあ」も見えます。

トレードセンター前駅を出ると地下に入り、終点のコスモスクエア駅に着きます。これでニュートラムを完乗しました。
当日昼間はニュートラムもコスモスクエア駅も空いている一方...

中央線の電車内だけは万博駆け込み需要でオソロシイ混雑でした...。
徒歩: コスモスクエア駅→咲洲庁舎

ここから徒歩で咲洲庁舎へ。

ニュートラムの沿線は高層の建物が少ないため、こんな所からも見えます。
咲洲庁舎の展望台へ
では、咲洲庁舎の展望台の入口へ向かいます。入場料は 1 人 1200 円(2025 年現在)です。

展望台の入口にこのような展示があります。
せかい ぼうえき れんごう かめい とし ...??
これ何ですかね。ここを世界の貿易拠点にする計画でもあったのでしょうか(?)
咲洲庁舎はエレベーターとエスカレーターに乗って展望台に行く造りになっています。

展望台は窓が全面ガラス張りで、東西南北 360°一望できます。
展望台から見える景色
当日は空があまり霞んでいないので結構遠くまで見えました。
近くのグラウンドでは転がる胡麻粒のように人が動いていました。
ここは NTT ドコモのラグビーチーム「レッドハリケーンズ大阪」のグラウンドとのことです。
ラグビーの練習をしていたのでしょうか(?)。ちょっと意外なものが見れました。
万博会場を俯瞰

大阪関西万博の会場もよく見えます。一眼レフで望遠して拡大してみます。
夢洲駅の出入口と東ゲートのところです。東ゲートも駆け込み需要でオソロシイ大行列ができていました...。
ニュートラムを俯瞰撮影
展望台の周りに高層の建物が少ないため、広範囲に渡ってニュートラムの高架橋が見え、ブロックの塊がゆっくり動いているかのように車両(200 系)が小さく見えます。
ニュートラムは ATC の前で咲洲庁舎に接近するため、ここでほぼ真上から電車を俯瞰できます。
ニュートラムが上り線と下り線ですれ違う瞬間です。
200 系の先頭部がネコチャンみたいなデザインになっていて、並ぶと可愛らしい♥️ですね。
ニュートラムの線路の横に野球場があります。内野・外野が守備配置になっている(?)っぽいので野球の練習中でしょうか。
咲洲庁舎からだと、もしホームラン打っても距離的にボールは見えないでしょう、残念ながら。

では、この展望台から地上まで飛び降りま...
...
せん! というような写真です。窓ガラスが斜めになっているので 90 度真下を見ることができます。
窓は全てガラス張りで飛び降りできないのでご安心を。

私にとっての万博の思い出の品「関係者入場証」(=関係者パス、AD 証) を持って、ニュートラムの車両と万博会場を入れて記念に鉄道写真を撮影。
ニュートラムが奇跡的にミャクミャク色🟦🟥になりました!
もっと万博行きたかったなと思うと寂しいです...。
この後、一旦 咲洲庁舎を出て、ATC にある飲食店で昼食。
大阪メトロ トレードセンター前→フェリーターミナル
トレードセンター前駅からニュートラムに乗ってフェリーターミナル駅へ向かいました。

ニュートラムは自動運転なので車両の一番先頭に乗ることができます。運転台も一応設置されていますが、通常はカバーされており使われていません。
フェリーターミナル駅
フェリーターミナル駅を降りて、南港大橋とニュートラムを撮ってみました。ここはニュートラムが高速道路の下を通っています。

車両に日光がキツく反射してイマイチ。来る時間帯が良くなかったようです。また違う時間帯に来たいです。
フェリーターミナル駅からニュートラムを撮影。こちらは反射や陰りが無くて良かったです。
再び咲洲庁舎の展望台へ: 予想外の大混雑
ニュートラムでトレードセンター前へ戻り、再び咲洲庁舎の展望台へ向かいます。
日が暮れてきたタイミングで入場しました。正午頃と違い、入場口に人が続々と入っていくので、良くない予感が......。

展望台に行くと、万博会場が見える西側が大 混 雑という状況で驚きました。
ちょっと甘く見ていました。ここでニュートラム撮るのは私だけでしょうが、望んでいた写真が撮れないかも...困りました。
恐らく万博花火の駆け込み需要が高まっていたのでしょう。
そんな中、西側で外が見える隙間を一箇所確保し、困った状況をギリギリ回避できました。
夜の万博会場と万博花火を俯瞰撮影
日が沈む頃、咲洲庁舎から見える夜の万博会場はこんな感じです。大屋根リングやパビリオンの建物がライトアップされていて綺麗でした。
日が完全に沈んだ後、いよいよ万博花火が始まりました。
万博花火は万博会場の つながりの海 から次々上がり、時間は 5 分程でした。
私は三脚を持ってきていませんでしたが、窓の造りを見て咄嗟に思いついた㊙️技(笑)で、花火を綺麗に撮れました。
夜のニュートラムを俯瞰撮影

ニュートラムは夜になるとこのように見えます。南港や咲洲の街灯がオレンジ色なのが良い感じです。
ニュートラムのすれ違いです。暗い中、前照灯と車内の明かりのお陰で車両がはっきり見えます。
電車は写真の中央に小さく写っています。分かりづらいかも。
写真の上の方のマンションの通路の明かりですが、どこかハロウィンのような不気味さを感じます。
最後に 夜のニュートラム×万博会場 の構図で鉄道写真を撮りました。
が、後で写真の左上に大きく人影の反射が映り込むミスを犯していたことが判明。
万博終了でもう撮り直せないので、止むを得ず左上だけ合成加工と AI の消しゴムマジック(笑)の力で人影を消しました。

その合成写真がこちらです。意外と合成写真に見えないかと思います。
旧 なにわの海の時空館のドームもライトアップされていて綺麗です。
この後、帰りの乗車録は上の記事と同じなので省略します。
万博は私にとって特別な思い出を作ってくれた場所なので、終わりが近づくと寂しさがこみ上げてきました。
今回が開催中の万博会場を見た最後の機会となりました。
長かったニュートラム・万博編もこれで最後となります。
さようなら、大阪関西万博。本当にありがとう!
...
あぁ、語彙力不足で気持ちを上手く表現できていないな。