なんかいウェブ研究所

今は無き「国際ホテル一龍」(一龍旅館) の廃墟の絵を描く

国際ホテル一龍 一龍旅館
「国際ホテル一龍」(一龍旅館)

絵の制作過程

絵の制作期間は1週間くらいでした。

1.鉛筆で下書きをする。

2.ボールペンで線をなぞる。

3.色鉛筆で色を塗る。

これで完成です。

全体的に上手くいったと思いますが、木や落ち葉がなかなか思うように描けませんでした。

この絵を描いたきっかけ

水間公園 滑り台
水間公園の滑り台

私は幼い頃、水間公園(大阪府貝塚市)に行きました。

散歩する人や滑り台で遊ぶ子供達がいる普通の公園ですが、

裏側の緑豊かな森林のハイキングコースを歩いていると、公園らしくない不気味な廃墟が現れました。

そう、これが「国際ホテル一龍」です。

窓ガラスやドアは無くなっており、天井が剥がれ落ちているのが見えました。

通称は「一龍旅館」で、心霊スポットとして知られています。

ハイキングコースから誰でも容易に侵入できる状況でした。

上の絵にもある、池に面したアーチ形の基礎その上に出っ張る部屋が特徴でした。

又、公園の外の道路からも池越しにこの一龍旅館の姿が見えました。

このように記憶しています。

再び水間公園へ 一龍旅館はどうなったのか?

2018年に偶然再び水間公園に行く機会があり、この懐かしい一龍旅館のことを思い出しました。

早速、一龍旅館が見えるはずのハイキングコースに向かいましたが、その入口が全て封鎖されていました

今も変わらず、この先に一龍旅館がありそうな雰囲気を感じます。

ハイキングコースへの進入は諦めて一龍旅館に面した道路へ行くと建物はありませんでした。

後で調べると 2016 年に解体されたようです。アーチ型の基礎は残っていました。

残念ながら、一龍旅館を再び見る願いは叶えられず。

あの時の一龍旅館の姿を描く

そこで、今残っている複数の写真を元に推測して、私が見たこの一龍旅館の再現絵を描くことにしたのです。一部分からない所は想像で描きました。

現在の一龍旅館の姿は? (おまけ)

一龍旅館 現在

あくまで推測なのですが、現在の一龍の姿を鉛筆で30分くらいで描いてみました。

上に書いたように、絵の場所は今は立入不可なのですが、おそらくこんな風景になっているでしょう。

さようなら、一龍旅館......。

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