南海電鉄8300系 8320F+8718F の甲種輸送を和歌山市駅で見る

南海8300系8320F DD51
南海8300系 8320F とそれを牽引してきた DD51

南海電鉄の新車、8300系8320F (4両) と8718F (2両) が 2022/11/30 に近畿車輛から和歌山市駅に搬入されました。

今回の新車は南海線向けか高野線向けかこちらは分かりませんが。

DD51

DD51
DD51
上から見た DD51
9000系9513F めでたいでんしゃ かしら DD51

鉄道開業150th のヘッドマークを付けた9000系 9513F と めでたいでんしゃ かしら (7195F) と DD51 を同時に撮ることができました。

和歌山市駅構内には8300系を牽引してきた DD51 が止まっていました。

JR 西日本のディーゼル機関車が南海の線路内に入るのは甲種輸送の時だけなので普段は見れません。

8300系 8320F+8718F

南海8300系 8320F+8718F
南海8300系 8320F+8718F
南海8300系 8320F 先頭
南海8300系 8320F+8718F 横側

今回の8300系は、車内に高野線向けと同じ木目模様の化粧板が張られていますが、南海線向けと同じ荷物置きスペースがありました。

よって、これは南海線向けの可能性があります。

南海の甲種を写真以外で見るのは初めてだったので、ここまで来たかいがありました。

南海、泉北の甲種輸送ルートについて

現在 (2022年) の南海の車両は近畿車輛で製造され、その工場からディーゼル機関車 (DE10) 牽引で JR 線内を徳庵→吹田貨物ターミナル と移動します。

翌日にディーゼル機関車 (DD51) 牽引で吹田貨物ターミナル→天王寺→王寺→和歌山市 と移動し搬入されます。

南海、泉北の車両は東急車輌、泉北の車両は川崎重工でも製造されていましたが、その場合でも機関車牽引で天王寺→王寺→和歌山市と移動するのは共通です。

かつては車両工場から阪和線を経由していましたが、阪和貨物線が廃止されたため、王寺経由のルートに変わました。

南海、泉北の新車は搬入の翌日に千代田工場または光明池車庫 (泉北のみ) へ回送されます。

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